清教学園が終盤の猛攻で堺上を圧倒し、2回戦に進んだ。2-2で迎えた8回無死一、三塁で4番の西尾裕也主将(3年)が決勝の犠飛。その回に4点を奪い、9回にも押し出し死球で7点目を挙げた。

 03年、11年に続いて開幕日は3連勝。6月の組み合わせ抽選会で自ら開幕戦のクジを引いた西尾主将は「最初は『開会式のあとでお客さんも多くてうれしいな』と思っていたんですが、試合が始まって初回に2点を先制されたときには、みんな緊張してるなとクジを引いたことを後悔しました。8回に勝ち越せたときはホッとしました」と笑顔で胸をなでおろしていた。