夏は10年までに9回甲子園出場している京都外大西が、3年ぶりに地方大会1勝を挙げた。

 上羽功晃監督は「昨年夏に2年連続初戦負けしてから(この勝ちまでが)長かった」と勝利の味をかみしめた。

 2回表に2点先制し、その裏に同点2ランを許す展開。しかし、3回から3点、1点、1点とペースを引き込み、8回にはダメ押しの1点を加えた。「2年間勝てなかったことで、これまでやってきた何かを変えなければならないと取り組んできた。少しずつ成果が出てきている」と、白星でさらに手応えを感じていた。

 春も6回甲子園出場。京都外大西が強豪の雰囲気を取り戻しつつある。