「都立の星」文京が、延長14回までもつれる接戦を制し、昨夏8強入りした私立の強豪、東亜学園を破った。

 1点を追う9回2死三塁から追い付き、延長戦に突入。13回に勝ち越したが、再び追い付かれ、最後は延長14回1死二、三塁から1番武内悠悟内野手(3年)が右前に勝ち越しの2点適時打を放った。

 今年4月に就任した梨本浩司監督は「99%負けだと思った。9回2死から奇跡的に追い付いた。あれが大きかったと思います」と言った。