今夏限りで勇退する上田誠監督(57)率いる慶応が初戦を6回コールド勝ちで順当に勝ち上がった。

 1回、先発木沢尚文投手(2年)が先頭打者に二塁打を放たれ、1点を先制されたが直後、6本の長短打で一気に6点を返した。6回にも柳町達内野手(3年)の中前適時打含む3安打で4点を追加した。

 上田監督は「初戦なので緊張しました。今日の出来は53点かな。」と笑顔で話した。