夏第1回大会優勝校、京都二中の流れをくむ鳥羽が、この夏初戦を10点奪取で5回コールド勝ち。先発した背番号10の山田純輝投手(3年)は5回を無安打無得点に抑えた。

 台風11号の影響を受け、湿った空気を吹き飛ばす快勝だったが、主将の梅谷成悟捕手(3年)が「バントを含め、しっかりとした攻めをすることができなかった」と口にすれば、6三振を奪った山田も「四死球が5ありますし、守ってくれるみんなの足を引っ張ってしまった」と反省の弁。12年センバツ出場以来の甲子園を目指し、伝統校は質の高い野球を求めていく。