昨年4月から練習場を失い、流浪の生活を続けてきた東京成徳大深谷が3回戦で姿を消した。

 先発の落合大地投手(3年)が中盤に打ち込まれた。泉名智紀(せんみょう・ともゆき)監督(45)は「落合の調子が悪いわけではなかった。ボールを置きに行ってしまったかな。監督が甘かった。選手はよくやってくれた」とねぎらった。

 学校に近い神社や駐車場で主に練習を重ねた。本庄球場で本格的な練習が出来るのは週1、2回だけだった。指揮官は「選手が、グラウンドがないことを言い訳にして欲しくはなかった。大人になってからも何かを言い訳にして欲しくない。つらい思いをさせたと思うが、自分もこの年になって成長させてもらった」と目を赤くした。

 3年生17人とマネジャーは2年生と3年生に1人ずつ。泉名監督は「学校からは休部も廃部もしない、とは言われている」と話した。来年の新入部員が入部するまでは、事実上の休部となる。