大会史上初の4連覇と甲子園での夏連覇を目指す大阪桐蔭が、履正社を破り初戦を突破した。

 大阪桐蔭は昨年の甲子園Vメンバー田中誠也投手(3年)が先発、1失点完投に3打点と投打の活躍で勝利をもたらした。

 履正社は2回、寺島成輝投手(2年)の適時打で1点を先制したが、3回に大阪桐蔭が相手失策で逆転に成功。7回、大阪桐蔭は田中のスクイズで1点を追加。9回にも田中は2点適時打を放ち、リードを広げた。

 昨夏全国制覇の大阪桐蔭と、昨春選抜準優勝の履正社が激突するとあり、試合前から高い注目を集め、試合開始3時間以上前から球場前には長蛇の列ができ、スタンドも満員になるなど、地方大会2回戦とは思えない熱気に包まれた。

 3回戦は21日、東と対戦する。