日大三が、12安打10得点の7回コールド勝ちで8強入りを決めた。

 2、3回にいずれも2死から得点を重ね、序盤で5点をリード。3回途中から登板した駒大高・庄司有輝投手(3年)の超スローボールに手を焼いたが、5回に佐々木勝哉内野手(3年)が超遅球をとらえる2点適時二塁打を放った。投手が交代した後も攻撃の手を緩めず、この回打者11人で5得点。

 小倉全由監督(58)は「2番手の投手は嫌だったですよ。全部スローボールで来られたのは初めて」と驚いていた。