東京実が、延長10回サヨナラで8強進出を決めた。

 4回までに4-1とリードしながら追い付かれる苦しい展開だったが、延長10回1死三塁から3番鈴木柊馬捕手(2年)が、サヨナラ右犠飛を放った。

 「強い打球を心掛けて、フルスイングしました」と喜んだ。

 山下秀徳監督は「スクイズはまったく考えませんでした。あの子は今日(2安打と)合ってましたから」と、強攻策が成功した。

 エース左腕の横山恒平投手(2年)は、延長10回129球を投げ抜き、13安打を浴びながら4失点で粘った。