春の大阪4強校の上宮太子が9回に5点差をひっくり返し、22日の4回戦に進んだ。

 1-6で迎えた9回に連続四死球と安打で無死満塁とし、4番の金井亮輔内野手(3年)の適時打や押し出しなどで反撃し、武上大輝内野手(2年)が同点打。なおも2死一、三塁から生水(しょうず)義輝外野手(2年)が左越えのサヨナラ打を放った。

 殊勲打の2年生は「サヨナラ打は高校では初めてです。97人の部員全員の力で打たせてもらえたと思います」と声を弾ませた。