2季連続の甲子園出場を目指す東海大菅生が、サヨナラ勝ちで接戦を制した。先発した勝俣翔貴投手(3年)は初回に3者連続三振を奪うも、3回までに7安打を浴びて0-4と苦しい展開。3回裏に4連打で一挙4点を奪い同点とすると、5回には勝俣の2ランなどで3点を追加した。

 9-5で迎えた8回に再び勝俣が失点し、8回途中16安打8失点で降板。9回に2番手の羽生優太投手(3年)が勝ち越しを許したが、再びマウンドに上がった勝俣が140キロ台を連発して抑えた。チームは9回裏に3番江藤勇治主将(3年)の右越え二塁打でサヨナラ勝ち。辛くも4強入りを決めた勝俣は「最後は気持ちだけで投げた。生きのびたって感じです」と汗をぬぐった。