楽天松井裕の母校、桐光学園が優勝した12年以来となる4強入りを決めた。

 恩地偉仁投手(3年)が2安打5四死球2失点で完投。打線は2回に先制すると中盤、終盤と追加点を挙げて援護した。

 準決勝は横浜との対戦になる。野呂雅之監督(54)は「恩地は当初は5回、二回りぐらいと思っていましたが、追加点を取れたので思い切って最後までいかせました。次は横浜。プレーするのは選手ですが、渡辺監督には個人的にもお世話になっています。最後にもう1回胸を借りるつもりで、壁を越えられるように努力したい」と思いを語った。