優勝候補を倒して今年の主役に名乗り出るつもりだ。常磐は初戦(7月10日)で今春関東大会を制した前橋育英と対戦することが決まった。

 チーム目標は「泥んこガッツ野球」だ。36名の選手全員は、バントを決めたりゴロを捕球する際に目を離さずに、1球に集中することを意識して野球に取り組んできた。

 初戦の相手は前橋育英に決まるも、主将の森海斗内野手(3年)は「自分たちの野球をやるだけ」と落ち着いていた。「常磐が勝つとは誰も思っていない。みんなを見返してやりたい。勝って勢いをつけたい」と意気込んだ。