立教池袋が、初回にとった10点を守りきれず、逆転負けを喫した。

 初回に相手の失策も絡み、打者15人の猛攻で10点を先制した。しかし、3回に2ランを浴びるなど追い上げられ、8回には満塁本塁打を浴び、小山台打線を止めることができなかった。

 7回から登板した広瀬泰志投手(3年)は「本当、あの1球のせいで…」と涙で声を詰まらせた。3回裏途中に雨のため試合が1時間中断。再開後も小雨で球がすべり、得意のスライダーが投げられなかった。逆転満塁本塁打を打たれたのはストレートだった。それでも「負けたのは天候ではなく、自分の力不足のせいです」と反省した。