春夏合わせて12度の甲子園を誇る明星が、2回戦進出を決めた。エース北野夏飛人(なつひと)投手(3年)が、天王寺打線を8回2死までノーヒット。初安打となった二塁打から右前適時打を浴び、1点を失ったが、9回2安打の力投だった。
北野は「6回くらいから(ノーヒットは)意識していた。今まで達成したことはありません。背番号1のプレッシャーはありますが、最近いい調子です」と笑顔。北野に経験を積ませるために、1年のときからエースとして起用する吉村卓也監督(45)は「ノーヒットノーランをしてほしいと思っていました」と残念がった。
吉村監督自身は、明星3年の時に天王寺との練習試合、ノーヒットノーランを達成した。ベンチでは北野に「ノーヒットノーランをすれば俺を超えられるぞ」とはっぱをかけていた。“監督超え”はならなかったが「コントロールがよく、期待通りのピッチング」とエースをたたえた。
明星は14年に大阪大会8強入り。吉村監督は「ベスト8の時より(チームの)能力的には上」と期待を寄せた。

