15年夏の優勝校・大阪偕星学園が6回コールド勝ちで2回戦を突破した。初回に1点を先制、その後も得点を積み重ね、6回の6得点で突き放した。

 大勝にも山本■監督(49)は「みんな硬さがある。自分たちでリズムを作っているんじゃなくて(エラーなどで)相手にリズムを作ってもらっている」と積極的な打撃が見えない選手に厳しかった。

 プロ注目の加藤竜馬投手(3年)はこの日登板せず、1番右翼で出場し、2打数1安打2四球2打点。「ここで1本というところで打てていない」と反省した。

 今春の近畿大会府予選では5回戦で大阪桐蔭と対戦し、1-11で5回コールド負けを喫した。甲子園に初出場した15年の夏は、準々決勝で3-2で大阪桐蔭に勝利。加藤は「桐蔭に一番勝ちたいと思っている」とライバルに闘志を燃やした。

※■は析の下に日