大垣日大(岐阜)が中盤に追いつかれたが中京学院大中京を突き放し、3年ぶり4度目の夏の甲子園出場を決めた。

 3-0の7回、先発したエースの修行恵大投手(しゅうぎょう・けいと=2年)が捕まった。無死満塁から押しだし四球を与え交代。2番手杉本幸基投手(2年)も勢いに乗った中京学院大中京打線を止められず、同点に追いつかれた。その直後の8回に打線が奮起。杉本のスクイズなど一気に3点を奪い、勝ち越した。

 昨年の決勝と同じカードだった。1点差で破れた相手に雪辱を果たした。阪口慶三監督(73)は「絶対に(優勝を)取ってやると思って臨んだ。今に追いつかれると思いながら、流れを変えないといけないなと思っていた。甲子園に向け、もう一度鍛え直したい」と14年以来の聖地に目を向けた。