大冠(おおかんむり=大阪)エース丸山惇投手(3年)の投打にわたる活躍で、同校としては初、公立校では19年ぶりの決勝進出を決めた。

 今大会全7試合で先発の丸山は、7安打1失点で完投。打っては3回1死二塁で先制タイムリーを放った。90年の渋谷(しぶたに)以来、27年ぶりの公立校優勝へ「公立校はなめられがちなんで、力を見せつけたい」と大阪桐蔭撃破を誓った。