初優勝を目指す日本が米国に完封で敗れ、初戦のメキシコ戦に続く連勝を逃した。

 日本は先発の川端健斗投手(秀岳館)、2番手の田浦文丸投手(秀岳館)、3番手の磯村峻平投手(中京大中京)のリレーで23三振を奪ったものの打線が沈黙した。

 早実・清宮幸太郎内野手、大阪桐蔭・安田尚憲内野手、広陵・中村奨成捕手も無安打に終わるなど、米国に完封を許した。

 米国は2回、1死三塁から6番カサスが、日本先発の川端健斗投手(秀岳館)の外角高め142キロ直球を捉え、左越え2ランを放って先制した。

 その後1死一塁の所で激しい雨で中断したが、約1時間半後再開。川端が続投した。

 日本は5回に捕手・中村奨成(広陵)が後逸する間に1点を失った。

 川端は6回途中まで毎回の15奪三振と粘りの投球。アウト15個のうち13個が三振という内容だったが4失点で降板した。

 川端からバトンを受けた、秀岳館の左腕・田浦も好投。6回2死から4者連続三振と力投した。

 3番手の磯村も3三振を奪い、日本代表3投手のリレーで計23奪三振を記録した。