今秋ドラフトの超目玉、早実(西東京)清宮幸太郎内野手(3年)が2日、東京・国分寺市の同校で、広島、日本ハムを除く10球団と面談した。

 DeNAは和製大砲を輩出した実績を清宮にアピールした。清宮と同じ高卒野手として、09年ドラフト1位で入団した筒香は、1年目から実戦経験を積み上げた。2軍で102試合に出場しチーム最多となる451打席に立ち、ひたすらプロの球に慣れさせた。打率2割8分9厘、26本塁打、88打点と数字を残し、1軍で最後の3試合に出場。初本塁打をマークするなど、実戦から成長を促した。

 DeNAは今季も細川や網谷ら有望な若手を2軍で多く起用した。以前から高田GMは「筒香の後のことを考えると清宮。日本人ではそうそう出てこない。だから清宮というの(名前)が出てくる」と、早くから特Aランクとして評価していた。1位指名を基本方針として固めている。