135季ぶり出場の伊万里は8回まで3点に抑えて粘ったが、9回に一挙5失点。打線も3安打無得点に終わり、吉原監督は「攻守でもう少し力がないと勝てない」と顔をしかめた。

 先発の山口修は「だんだん合わせられて焦った」と球が高めに浮き、9回に5長短打を浴びた。

 それでも県大会で佐賀商などの強豪を抑えたチェンジアップを軸に、7回まで5安打と踏ん張った。「少し自信になった。球威と精度を上げるために冬場に鍛えたい」と成長を期した。