高校、大学の日本一を決める第48回明治神宮野球大会(10日から6日間、神宮)の開会式が9日、東京・明治神宮会館で行われた。

 2年ぶり3度目の出場で初優勝を狙う大阪桐蔭の来秋ドラフト候補・根尾昂(あきら)内野手(2年)が意気込んだ。昨年は今春のセンバツ決勝を戦った履正社(大阪)が優勝しており「刺激になった。何が何でも勝ちたい」と強気に宣言した。

 投げては最速148キロ、打っても近畿大会決勝で勝利を決める本塁打を放った二刀流は「自分たちの代で出る初の全国大会。どれだけ力を発揮できるか」と前を向いた。