春季高校野球関東大会(日刊スポーツ新聞社後援)が19日、千葉県(千葉県総合SC野球場ほか)で開幕する。センバツ4強で推薦出場の東海大相模(神奈川)など19校が参加。決勝は、23日(千葉県総合SC野球場)に行われる。

 ◆20日の見どころ

 横浜(神奈川1位)と明秀学園日立(茨城2位)は屈指の好カードとされる。横浜はエース板川佳矢(3年)、最速149キロの及川雅貴(2年)ら強力投手陣。明秀学園日立はプロ注目の増田陸内野手、芳賀大成捕手(ともに3年)ら強力打線を誇る。

 昨秋の関東大会8強でプロ注目の山下航汰内野手(3年)擁する高崎健康福祉大高崎(群馬1位)は、投打に戦力が充実する東海大甲府(山梨2位)と対戦する。ともに、昨秋の関東大会にも出場した。

 攻守で安定する木更津総合(千葉1位)は、プロ注目で最速147キロの草薙柊太、石井崚太、井田尚吾(ともに3年)の左腕トリオ擁する国士舘(東京2位)と対戦する。

 習志野(千葉2位)-作新学院(栃木1位)は、好投手の古谷拓郎(3年)と試合巧者の作新学院打線との対戦が注目される。

 県大会決勝でセンバツ出場の明秀学園日立を破った常総学院(茨城1位)は、強力打線の関東学園大付と対戦する。

 センバツ4強で投打充実の東海大相模(神奈川)は、花咲徳栄と対戦する。垣越建伸(3年)ら投手力充実の山梨学院(山梨1位)は、日大三と対戦。1年から4番を務めた蛭間拓哉外野手(3年)擁する浦和学院(埼玉1位)は、千葉黎明と対戦する。