常総学院(茨城1位)がセンバツベスト4の東海大相模(推薦)を強打で制した。

 常総学院は、2ー2の同点で迎えた5回表、1死二、三塁から4番藤川寿真外野手(3年)の三遊間を破る2点適時打で逆転。6回にも2点を加え、9回には斉藤勇人外野手(3年)の左翼へのソロ本塁打でダメを押した。

 昨秋、新チーム結成時から、打撃に力を入れ練習に励んできた。2回戦と合わせ合計14得点で犠打はわずか3本。積極的な攻撃で、東海大相模を相手に3本塁打を含む16安打と強打の常総学院を披露した。

 勝ち越し打を打った藤川は、「攻める野球が自分たちの野球。今日はそれができた。東海大相模との対戦は(センバツベスト4ということで)意識をしていました。夏を見据えてしっかり勝たなければ、と。自信になりました」と、胸を張った。

 佐々木力監督(52)は、「今日は、打つべき人が打って、投げる人がしっかり投げた。うちのいいゲーム展開ができたと思います」と選手たちを褒めた。