第100回全国高校野球選手権茨城大会(7月7日開幕)の組み合わせ抽選会が20日行われ、98チーム102校の組み合わせが決定した。春季関東大会4強の常総学院、今センバツ16強を経験した明秀学園日立、水戸商、昨夏準優勝の霞ケ浦がAシードとなった。

 プロ注目右腕の細川拓哉投手(3年)とプロ注目打者の増田陸遊撃手(3年)擁する明秀学園日立は、初めての夏の甲子園出場を目指す。増田は「春は(甲子園に)出たけれど、夏出ないと意味はないと思っている」。同校OBでDeNAの細川成也外野手(19)の名を挙げ、「細川さんより打ちたいです。夏の大会で5本は打ちたい」と闘志を燃やした。

 常総学院の二瓶那弥主将(3年)は昨年夏の8強という結果から「去年の夏は悔しさが残った。最後の最後での詰めの甘さという課題に取り組んできた。練習試合でも接戦が多いので、夏までに接戦でも勝てる粘り強さを磨きたい」と意気込んだ。