久留米西・福井忠史投手(3年)が、好リリーフでチームを勝利に導いた。

 逆転した直後の6回から登板。4回を1失点に抑えた。「味方がリードを奪ったので負けられないと思って、死ぬ気で抑えようと思った。守備にも、周りにも助けられた結果です」と笑顔で話した。

 元々は背番号「11」の控え投手だったが、エースの杉本完太投手(3年)が引っ越し、この夏からエースナンバーを背負った。前夜、グループLINE(ライン)で「頑張って」とエールを受け、結果で応えた。「今までで一番うれしい勝利です」とかみしめた。