元テレビ局員の大橋孝彦監督(34)が率いる伊東商は、7回コールド負けを喫した。清水東に0-10。公式戦初采配の指揮官は「外角に球を集められ、うまくかわされてしまいました」と潔く完敗を認めた。

 静岡高出身で、筑波大卒業後、07年に静岡朝日テレビへ入社。だが、高校野球への思いが捨てきれずに2年で退社し、指導者を志した。14年に県の採用試験に合格。今年4月、念願の野球部監督に就任し、この日が公式戦初采配だったが、高校球児だった頃とは違う感覚があったという。「夏は一発勝負ですし、応援の雰囲気も独特。難しさを感じました」。

 最後の夏を初戦で終えた3年に対しては「努力してきた子たちなので、勝たせてあげたかったです。でも最後まであきらめずにやってくれました」とねぎらった。そして、下級生には「この経験を生かしてもらいたいです」。1年後の夏初勝利に向け、すぐに新チームが始動する。【古地真隆】