松本工が5回コールドの快勝発進を決め、2回戦でV候補の佐久長聖に挑む。

 先発右腕の武用祐渡投手(2年)は最速130キロ台の直球を持つが、この日は120キロ台止まり。「ボール球が先行してスピードとキレもなかった」と、4回を散発2安打零封にも反省しきりだった。11日は春の県大会を制した強豪が相手だ。「2種類のスライダーを組み合わせ最少失点に抑えたい」と2年生エースは意気込む。初戦11安打の打線爆発を再現させて、大波乱を狙う。