攻玉社が大東大第一に7回コールド勝ちした。

 2番遊撃で先発出場した森山隼太内野手(3年)が、先制の2点適時二塁打、コールド勝ちを決めるサヨナラ二塁打を含む4打数4安打4打点でチームを勝利に導いた。サヨナラの場面を「抜けた瞬間『よっしゃ! サヨナラだ』と思いました。うれしかったです」と笑顔で振り返った。

 最後の夏に輝きたかった。「1回戦では2年生の寺田が、新聞などにいっぱい取りあげられていた。自分も目立ちたかった」。その言葉通り、会場の視線をくぎ付けにした。

 次戦は14日、関東第一と当たる。「負けにいくわけではない。野球を楽しめれば、少しは勝算があるはず」と気を引き締めた。