昨年8強の市西宮(東兵庫)が好発進だ。エース若林秀真投手(3年)が9回6安打12奪三振で1失点完投。

 打線は3回に1点を先制すると、5、8回にも1点ずつ追加した。山本拓実投手(現中日)を擁した昨夏は準々決勝で報徳学園(東兵庫)にサヨナラ負け。その悔しさを知る現3年生を中心に力をつけてきた。最速143キロを誇る若林は「昨日も山本さんが『頑張れ』と連絡をくれた。力になります」。大山翔大主将(3年)は「去年の先輩を超えます!」と力強く宣言した。