関西有数の名門進学校、甲陽学院が5回コールドで神戸国際大付に敗れた。

 初回から強力打線に圧倒された。2死から相手中軸の連打で2点を献上すると、その後も毎回得点で計13安打10点を許した。3回から登板した吉田篤生投手(3年)は「相手は強いと分かっていた。逃げることなく、ストライクを投げて勝負した。(相手は)スイングが正確で、こういうチームが強いんだなと思った」。臆することなく闘ったが、9安打を許し相手打線につかまった。吉田は京大医学部志望。「大学進学を目指しているので頑張ります」と次は新たなステージに挑戦する。