クラークは粘る北見北斗を終盤に振り切って、逆転勝ち。2年ぶり2度目の甲子園に王手をかけた。

 初回に3点を先制するが直後に同点とされ、7回まで取って取られての展開が続いた。5-6の8回、1死一、二塁から2番山口覇瑠右翼手(2年)が右前に同点打。続く1死一、三塁で3番土屋柚稀一塁手(3年)が右前に勝ち越しの適時打を放った。

 両チーム合わせて27安打、2時間53分の激闘を制した。佐々木啓司監督(62)は「熱い試合だった。これが高校野球ですよ。選手が勝つ意識を出してくれた。決勝にむけて良い試合だった」と意気込んだ。