初芝立命館の先発木元康允投手(3年)が泉陽打線を1安打に封じ込め、7回コールド勝ちで4回戦に駒を進めた。

 木元は「1人1人アウトにすることを意識して投げることができた」と、打たせて取る投球で相手に的を絞らせなかった。

 この日は双子の兄康友内野手(3年)も2回に先制適時二塁打を放つなど、兄弟そろって投打で活躍。兄の先制打に「よく打ってくれました」と弟康允も笑みを浮かべ、「親に2倍の苦労をかけているので、2倍の喜びを届けたい」。最高の親孝行へ、夏の甲子園初出場にまた一歩近づいた。