春季関東大会4強の常総学院が水戸商に勝利し、決勝進出を決めた。

 2回裏無死三塁、5番斉藤勇人外野手(2年)の左適時安打で1点を先制。4回表に同点に追いつかれるものの4回裏、打者9人の猛攻で4点を追加し勝利を決定づけた。投げては先発した塙雄裕投手(2年)が8回7奪三振1失点で投げ抜いた。塙は「スライダーを低めに集めて、うまく引っかけられた。でも初回に先頭打者を四球で出してしまったが悔しい」と控えめに笑った。

 佐々木力監督(52)は塙の投球について「100点じゃないですか。やはり気持ちよく放ってて球数少なく最後まで行けて良かったです」と話した。25日に決勝が行われる。