2年ぶり9度目出場の八戸学院光星(青森)が、1-14で龍谷大平安(京都)に大敗し、3回戦進出を逃した。同校にとって13点差負けは、11年決勝で0-11と日大三(西東京)で敗れた11点差のワースト記録更新となった。

 2回表に野選で先制点を許すと、先発の福山優希投手(3年)が3回途中5安打6失点(自責4)で降板。2番手の成田太一投手(3年)、3番手の中村優惟投手(3年)も相手の勢いは止められず、3投手で17安打14失点を喫した。

 打線も明石商(西兵庫)との1回戦で2本塁打を放った東健太郎外野手(3年)が、2三振など無安打で2戦連発はならず。チームもわずか5安打で、2回裏に但井智哉内野手(3年)の左前適時打で挙げた1点のみ。東は「予想以上に打席に立つと変化球のキレが良かった。低めに手が出てしまった。2年生には、さらにレベルアップして全国制覇してほしい」と願った。

 仲井宗基監督(48)も「非常に厳しいゲーム。みずから先に、ほころびを見せてしまった。すべてにおいて(龍谷大)平安高校さんが、1枚も2枚も上。完敗です。しぶとさは、天と地ほどの差があったと思います」。龍谷大平安とは14年春(0●2)、16年春(2●8)に続いて3戦全敗となった。