昨夏の甲子園に出場した明桜(秋田)の山口航輝内野手(3年)がプロ志望届を提出し、28日に日本高野連に受理された。昨夏の秋田大会決勝では最速146キロを誇るエース右腕兼主砲として、金足農の吉田輝星投手(3年)と投げ合って完勝。だが、一塁走者の山口が吉田のけん制で帰塁する時に右腕を一塁ベースに突いてしまい、右肩を亜脱臼。甲子園では登板できずに初戦敗退した。

今春からは投手としての復帰も視野に入れながら、4番としては高校通算25本塁打をマーク。今夏の秋田大会も決勝に導き、金足農と再戦。吉田に無安打に抑えられ、2年連続の甲子園出場を逃した。今春から右肩の故障の影響で1度も公式戦の登板がなく、プロでは野手1本で勝負する見込みだ。