来春センバツへの重要な参考資料となる第71回秋季高校野球東海大会(20日開幕、四日市市営霞ケ浦球場ほか)の組み合わせ抽選会が9日、名古屋市内で行われた。26年ぶり4度目の出場となる御殿場西(静岡1位)は、21日の2回戦で大垣日大(岐阜2位)-津田学園(三重3位)の勝者と対戦。初出場の清水桜が丘(静岡2位)は岐阜第一(岐阜3位)と、3年連続センバツ出場を目指す静岡(静岡3位)は、歴代最多の甲子園春夏通算11回優勝の中京大中京(愛知2位)と対する。

初戦から名門校との対戦に静岡の栗林俊輔監督(46)は「相手は全国屈指の強豪校なので、みんなでつなぐ全員野球で戦いたい」と気合十分。清水桜が丘の曲田雄三監督(35)は「初出場のチームらしく、イキイキとやりたいと思います」。御殿場西の石田一希部長(33)は「久しぶりの出場なので、一生懸命やれたらと思います」と意気込みを語った。

東海地区のセンバツ出場枠は2。県内での激闘を経た3校は、来春の聖地を目指して、戦いに臨む。【河合萌彦】