関東地区高校野球連盟は22日、常総学院から抗議があったシーンについて、公式見解を発表した。

21日の秋季高校野球関東大会、第3試合の常総学院-桐蔭学園でのこと。9回裏、桐蔭学園は2死満塁から逆転サヨナラ満塁弾。この際、ベンチから飛び出した桐蔭学園ナインが走者と接触したのではないかという抗議だった。

公式見解には「3番森がホームランを放った。サヨナラホームランで喜ぶベンチから飛び出した控え選手と一塁走者が本塁周辺で接触した。常総学院から補助行為ではないかとアピールがあったが、オーバーフェンスのホームラン(ボールデッド)なので、肉体的な援助には当たらないと審判は判断し、球審が場内アナウンスを行った上でゲームセットとした。大会本部から、桐蔭学園に対して試合後、注意をした」とあった。