広島大会が開幕し、開会式が行われた。今年は3年生全員が入場行進を行った。昨年は7月に豪雨災害が起こったため、10日遅れの開幕で入場行進は行われなかった。

行進を終えると、豪雨災害の犠牲者へ黙とうがささげられた。選手宣誓を務めたのは福山明王台の神舎優生主将(3年)。「1年前、西日本豪雨が広島各地を襲いました。今まで見たことのない広島の光景。懸命に前を向き、苦境に立ち向かう、私はその姿に勇気をいただきました」と力強く宣誓。この舞台に立ち、野球ができることへの感謝の思いを言葉に込めた。

開会式の途中では熱中症対策として給水タイムが取られ、並んだ選手たちは清涼飲料水を口にした。