高知代表の明徳義塾が2日、甲子園練習を行った。

馬淵史郎監督(63)は2年ぶりの夏に、「暑いですね」と一言。練習時間が20分と割り振られているが、「今までやった中で一番短い甲子園練習じゃないかな。でも選手は良く動けていた」と令和初上陸の甲子園の感触をかみしめていた。

同校には林田大成(3年)、服部遼馬(3年)、山田圭祐(3年)、新地智也(2年)の投手がいる。本番は継投をするのか問われると「継投は将棋の駒のように決まった動きをするわけではない。調子を見て決めたい」と馬淵節で説明。

明石商(兵庫)の狭間善徳監督(55)は明徳義塾コーチ時代に甲子園5度出場、中学監督として4度の全国制覇を誇る、弟子のような存在だが「狭間監督とはやりたくない。強いで~。5月の連休明けに練習試合をしたがコールドで負けた。あっちはやりたいかもしれんが、こっちはやりたくない」と苦笑交じりに話した。