全国高校野球選手権の決勝が22日NHKで生中継され、関東地区の平均視聴率が午後1時50分から71分間が14・9%、午後3時4分から106分間が15・5%だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。

試合は履正社(大阪)が、奥川恭伸投手(3年)を擁した星稜(石川)にリベンジを果たし、春夏通じて初の優勝を達成した。

1点を追う3回2死一、二塁で4番井上広大外野手(3年)が逆転3ランを左中間席に運んだ。井上はこの夏3発目で高校通算49号。センバツでは奥川に4打数無安打2三振だったが、最高の舞台で特大アーチを刻んだ。

同点とされた直後の8回表、履正社は1死三塁から7番野口の中前適時打で4-3と勝ち越し。さらに1点を加えた。奥川を攻略した。