大船渡(岩手)の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)が10日、プロ球団との面談を終了した。

日本ハムは面談予定がなく、のべ5日間で11球団のスカウト陣と面談した。最終日は、西武とソフトバンクが訪問。大トリとなったソフトバンクは3人で、福山アマスカウトチーフが「孫オーナーが掲げる『目指せ世界一』というスローガンや、球団の取り組み、3軍制度を敷いて競争力を高める球団であることを伝えました」と話した。

福山チーフも今春以降複数回、佐々木の登板などを視察してきた。あらためて「最上位候補の1人。私の20年のスカウト人生の中で、彼ほど素材感のすごい選手はいない。最終地点が想像つかない」と高く評価した。すでに1位指名方針を公言した日本ハム以外の11球団は、面談内容も踏まえ、17日のドラフト会議に向けて結論を出す。