白樺学園が札幌龍谷学園を13-3の7回コールドで下し、同校初の決勝に進出した。

2番細谷脩有(しゅう)右翼手(2年)が2-2に追いついた直後の4回1死満塁で、勝ち越しの右中間2点適時二塁打を放った。3回無死では右翼線を抜ける打球を放ち二塁到達後、相手のアピールで一塁踏み忘れとみなされ、右ゴロに倒れていた。直後の打席で汚名返上し、7回にも2点適時二塁打を放ち2安打4打点。

前日には79年夏の甲子園で本塁打を放った父伸幸さん(58)から助言を受け「球の見切りが早いと言われていたので、しっかり最後まで見て打つことができた」と振り返った。