16安打を放った大阪桐蔭が履正社との「大阪2強」による黄金カードを制し、大阪1位で秋季近畿大会に乗り込む。

両校が秋季大会決勝で対戦するのは3年連続。大阪桐蔭は9-2で制した17年秋以来、2年ぶりに履正社に勝利した。

両校ともエースが先発。履正社は夏の甲子園で優勝投手になった岩崎峻典投手(2年)、大阪桐蔭は藤江星河投手(2年)がマウンドに上がった。

大阪桐蔭が先手を打った。5回、2死一、三塁から3番西野力矢内野手(2年)の左越え二塁打で先制した。なお二、三塁から4番仲三河優太外野手(2年)が右越え3ランを放ち、この回4得点。大阪桐蔭は7回にも4番仲三河の2点適時打などで2得点を追加。8回までに岩崎から11安打を放つなど、試合終盤まで優位な展開に持ち込んだ。 最終回、履正社が全国王者の執念を見せた。4点を追う9回裏、無死一、二塁から3番小深田大地内野手(2年)の適時打で1点を返すと、なお一、三塁から4番関本勇輔捕手(2年)が左越えに起死回生の3ランを放ち同点に戻した。

だが最後は延長10回、大阪桐蔭が無死二塁から犠打野選と相手三塁手の悪送球で勝ち越し。なお三塁から暴投も重なるなど相手のミスに助けられ、この回3得点。履正社を振り切った。

試合後、西谷浩一監督(50)は「最後の9回はさすが履正社さん。楽に勝たせてもらえなかった。今年のチームは勝ちきりたいというのが原動力。今日は1ミリくらいの差で勝てたと思います」と勝利を喜んだ。