千葉県高野連は16日、千葉市内で責任教師会議を行い、8月2日から独自大会「2020 夏季千葉県高等学校野球大会」を開催することを発表した。8地区に分かれた地区トーナメントを8月2日から10日までに行い、各地区優勝校8校による決勝トーナメントを8月15日から3日間で行う。登録は選手20人以内、試合ごとの登録変更を認める。

原則無観客での開催となるが、ベンチ外の部員は入場を認められる。スタンドから声を出しての応援は禁止とした。9イニング制で10回からタイブレーク方式。今年から採用予定だった、投手の1週間500球以内の投球制限や、申告敬遠を適用する。また、開会式や閉会式は行わないとした。

渡辺範夫会長は「3年生の最後の締めくくりとしてそれぞれの思いを大会で出してほしい」と期待した。3年生のための大会と位置付け、極力最上級生を試合で起用するように責任教師に促した。大会期間中に新チーム同士の練習試合を行うことも認めた。

地区トーナメントの抽選は7月19日までに、責任教師によって地区ごとに決定。決勝トーナメントの組み合わせは、8月10日に理事による代理抽選で決まる。