帝京(東東京)の大型左腕、田代涼太投手(3年)が5日、全国高校野球選手権の代替となる東東京大会への意気込みを語った。組み合わせが前日に決定。第1シードの帝京は、26日の2回戦で田園調布-目黒学院の勝者と初戦を迎える。

田代は189センチの長身で、左腕から繰り出す最速138キロの直球が注目されている。「目標はチームの優勝です。個人としては無駄な四球を出さない。ヒットはしょうがないけど、防御率を意識していきたい。東西の東京で頂上を決めるので(西東京で)国士舘が上がってくれば倒したい」。今年は優勝しても甲子園に出場できないが、8月10日は東西東京王者が対戦する予定。昨秋東京大会決勝で敗れた国士舘に対し、闘志をあらわにした。

この日は、都内の自校グラウンドでバランスボールを使った体幹トレーニングなどで汗を流した。