8月の甲子園での交流試合にも出場する、今秋ドラフト候補の右腕同士が投げ合った。8球団12人のスカウトが視察する中、明石商(兵庫)は最速151キロ右腕・中森俊介投手、大分商は最速147キロ右腕・川瀬堅斗投手(ともに3年)が先発した。

中森は5回2安打10奪三振で最速は145キロ。先頭を123キロ変化球で空振り三振に打ち取ると、1死後から2回終了まで、フォークなど変化球を決め球に5者連続三振と相手を寄せ付けなかった。

大分商・川瀬は5回2安打2失点で、最速は140キロにとどまった。3回には先頭の明石商・河野佑哉外野手(3年)に左超えソロを浴びた。