大阪屈指の進学校からプロを目指す北野・長曽我部健太郎投手(3年)が5回を5安打1失点にまとめ、コールド発進に貢献した。

「本調子でないなりにうまく抑えられた」と、カーブなどの変化球を主体に7奪三振。165センチと小柄ながら、昨秋大阪ベスト16に導いた左腕は「大学に行って最終的にはプロになりたい」と夢を描く。「名字由来net」によると、「長曽我部」は日本で約540人の珍名だが、歴史上の武家とは「よく言われるけど関係ないです」と笑った。3回戦の早稲田摂陵戦へ向け「直球が走るようにしたい」と引き締めた。