センバツ21世紀枠の磐城(福島)が、昨秋の東京王者と堂々と渡り合った。

エース沖政宗(3年)は肘の状態が万全ではない中、120キロ台の直球と緩い変化球で強打線をかわした。守備でも再三の好守で競り合いに持ち込んだ。岩間涼星主将(3年)は「負けた悔しさも大きいけれど、ここまでやれたことの方が大きい」とさわやかだった。