センバツ復活!! 日本高野連が13日、第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)に向けて大阪市内で運営委員会を開き、具体的な開催プランを示した。有観客で開催する準備を進め、入場行進曲はコロナ禍で中止になった昨大会に続き、復活のメッセージを込めてFoorinの「パプリカ」に決定。昨秋の神宮大会中止に伴う神宮枠は、21世紀枠を1枠増の4校にすることなどが決まった。この日、緊急事態宣言が大阪や兵庫など11都府県に拡大した中、センバツが前向きな希望の光を目指す。

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◆小倉事務局長一問一答(オンライン対応)

【概要説明】

(2月の抽選会は)具体的に各校主将がリモートで参加するか役員等の代理抽選するかのところで、今のところ、最終決定はしてません。入場料金改定について。状況が好転した場合でも従来通り、100%の入場者数で見込まれないことも予想される。入場者数が減少する可能性があり、今後、安定した運営を行うためにも入場料を改定させていただければと思います。

【一問一答】

-近畿も緊急事態宣言

近畿2府1県にかかわらず47都道府県の加盟校がいま、どういう活動状況におかれているか調査もしています。部活ができない学校もあります。今後、状況も随時、把握しながら、いま準備できることを最大限、準備させていただいて、その結果としてどうなるか。

-抽選会を前倒しする

例えば今後、有観客の可能性で準備し、例えば抽選が決まってから入場券を購入していただくのも可能になるのではなかろうか。チーム、球場に来ていただくことを踏まえて総合的に判断して、前倒ししました。

-アルプス席の応援団や吹奏楽部をどう考える

いまのところ学校が管理できる範囲での学校関係者の応援席と位置づけております。感染状況、政府の指針、専門家のアドバイスを受けながら運営委員会で検討し、最終的に決めたい。

-感染状況が悪化した場合、休校になったらどのように判断するのか

感染状況を見ながら、政府の指針に従い、専門家のご指導を仰ぎながら最終的な判断をさせていただく。